最近なのですが、新しく入ってきた保育所の女の子がいます。
ピアノを弾いたこともなくて、まずは自分の知ってる曲からピアノを教えてみようかと思って、「今どんな歌が好きなのか?」と聞いてました。
私は、てっきり「咲いた♪咲いた♪ のチューリップの花」なのかと予想していたのですが、私の予想とは違って、
彼女は、少し照れて「パプリチコ」と答えました。
?????
「パプリチコ」って? どういったものなのだろうが?
今の保育所ではそんなロシア民謡を教えているのかと思っていました。
どんなものかと、「歌ってみて!」と言っても、彼女は、やっぱり恥ずかしいみたいで、歌ってくれません 。
そんなやりとりが2~3回続いて、そろそろ「パプリチコ」とは違う曲が出てくるのかと思って「ちょっと歌ってみて」!と言ったら、彼女が、私との関係が少し慣れたせいなのか、口ずさむのです。
「xxxの、花がさいたら♪ 晴れたxxに種をまx」??
ん、よーく聞いてみると
「パプリカの花が咲いたら♪晴れた空に種をまこう」
これは、米津玄師の「パプリカ」では。ちょっと前に馬場家で流行っていたよ!
そうなんです、彼女が好きな歌はロシア民謡にように聞こえる「パプリチカ」ではなくて「パプリカ」なのでした。
思わず、ははと笑ってしまいました。
こんな楽しいことがあり、小さな幸せのパプリカを私は、彼女からもらいました。
小さい子に教えるのはとても楽しいことです。まずは音楽を楽しむというところから始まって、音楽だけではなく人間性もピアノを通じて学んでもらいたいです。