ピアノは、考えるのではなくて、実際に体験してみることが大切かと思います。
体験レッスンに来てもらい、その後、教室に通うようになった6才(当時)女の子の話から、知ってもらいたいことや、
知りたいことを書きます。
きっかけは、知人を通しての紹介でした。
レッスンを受ける女の子の年は、6歳で、その女の子のお母さん自身は、ピアノを弾くことができました。
その影響によるものか、娘さんは、ピアノに興味があり、レッスンが始まる前から、お母さんから、ピアノを習い、
ある程度、ピアノを弾くことができました。
彼女が弾ける曲は、「カ・エ・ルの歌が、聞こえてくるよ♫」 のカエルの歌や、「ドーは、ドーナツのド ♬」のドレミの歌でした。
ですので、まったくゼロからピアノを始めるというわけではありませんでした。
先生が、どんな風に教え、お子さんとの相性はどうなのか?といったことが親御さんの気になる点ではないでしょうか?
親御さんは、気に入っているが、実際にレッスンを受けるお子さんが、嫌々では、長続きはしません。
そこで、実際にお母さんもレッスン室に入ってもらい、横で娘さんがピアノを弾いているのを聞いてもらいました。
大人でもそうですが、やはり、知らない人のところに来ると、子供は、緊張します。
そこで、緊張をほぐすために、
「何が好きなの?」
「ピアノが好きなの?」
と質問を重ねていくうちに、すこしづつ緊張が解けて、話をしてくれるようになりました。
こうやって、まずは、何をしたいのか?をちゃんと決め、それにあわせてピアノレッスンをしています。
もし、この体験レッスンで、あわないと思われたら、そのときに断ってくださっても構いません。
でも、せっかくこうやって来たのだからと、好きな曲を弾いてもらうと、まだ、片手での演奏でした。
それだったら、どうやったら動きが綺麗に見えるのか、手の動きをアドバイスしました。
子供がピアノを引く特徴は、親指と小指なんですよね。指の届かないところを小指で弾こうとしてしまうのです。
これがきっかけで、お子様はピアノレッスンに週に1回、来てもらっています。
単調な練習になってしまうこともありますが、毎回、楽しいことだけではありませんが、その女の子は、
毎回、課題をしっかりとしてレッスンに来てくれていて、とても嬉しいです。